CASE STUDIES
事例紹介

マココロ株式会社

食品ロス削減への取り組み①

飲食店での食品ロスがどれくらいあるのかを知るために、スタッフみんなで計量

内容 成果
SDGsへの取り組みの考え方にもあるように、まず自分たちでもできることから始めようと思いました。その中で、削減の目標設定するにも、いったい自分たちがどれくらい食品ロスを出しているのかということを知る必要があると考えました。お店のスタッフ全員で取り組むために、全体ミーティングで計量することの意味意義を伝え、みんなが賛同してくれた中でスタートをしました。
下準備をする際に出る食品ロス(キャベツの端材など)、調理工程の中で出る食品ロス(パン粉の揚げカスなど)、お客様に提供したが食べなかったことで出る食品ロス(食べ残しなど)を毎日2回計量しています。
計量することによって、スタッフの食品ロスに対する意識が高まりました。そしてSDGsについて身近に感じるようになったのか、普段の会話の中にも出てくるようになりました。(スタッフの意識改革)
スタッフが自分たちで計量するために、どれくらいの食品ロスが出ているかを体感することができます。そのことで、「昨日より多い」とか「前回より少なくなった」とか食品ロスを削減しようと進んで工夫するスタッフも出てきました。(原材料費の削減)
お客様の満足度と食べ残しの削減を共存させるために、決められた分量を提供することが大切です。スタッフのポーションチェックにも参考値として見ることができます。(スタッフのオペレーションチェック)

食品ロス削減への取り組み②

お客様の食べ残しへの意識をゲーム感覚で向上させる

内容 成果
とんかつ専門店かつ辰にて、お客様が注文された商品(ごはん、味噌汁、とんかつ、きゃべつなど)を全部食べきったと申告してもらうと、「次回ご来店された時にドリンク1杯無料チケット」をお渡しました。
最後まで食べきるという点で、ごはんやきゃべつをお替りする際に、スタッフからも「量はどれくらいにしますか?」というお声掛けをしたりしました。
お客様とスタッフの間に、自然と会話が生まれ良い雰囲気の食事の場を提供することができました。
お客様の感想として、「(量とかを)ちゃんと考えて注文しないといけないな」だとか「食品ロスはもったいないな」といったお言葉を頂きました。
そうしたことから、お客様には、いかに食べ残しが多かったのかという気付きと、食品ロスを削減していこうという意識を持って頂けたと思います。