CASE STUDIES
事例紹介

学校法人藍野大学

食品ロス削減への取り組み

行き場を失った食品等の物資と支援を必要としている学生・生徒を結ぶ架け橋に。

内容 成果
本学では医療従事者を養成しており、過密なスケジュールで授業や実習が行われています。
そのため、アルバイトを行う余暇が少なく、食費を切り詰めている学生も多く見受けられます。
一方で、世の中には賞味期限内でまだ十分に食べられるのに廃棄される食品等があることが社会課題として顕在化しています。
このような状況と生活に困っている学生・生徒を結びつけ、課題解決に取り組もうと、学校法人藍野大学に「愛のフードバンク」を2021年11月末に開設し、フードパントリー活動を行っています。物資は企業様と教職員のご支援によるものです。
本法人が茨木市内に設置する大学・短期大学・高等学校の学生・生徒は現在約1800名在籍しており、第1回目のフードパントリーを実施した際は約600名の学生・生徒に利用していただきました。
困っている学生・生徒が多数いることを実際に目の当たりにし、行き場を失った食品等の物資が再び輝きを取り戻す機会を創出できたと感じています。
ニーズがあることは確信できましたので、継続してこの活動に取り組むとともに今後はフードパントリー活動のスタッフとして学生に参画いただき、食品ロスについて、学生同士で教え、考え、そして行動に移す土壌をつくることなど、活動の域を広げていければと考えています。

● 取り組みの様子など